FP3級合格のための勉強時間は?過去問を活用して独学で合格を目指そう

FP3級合格のための勉強時間は?過去問を活用して独学で合格を目指そう

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「FP3級試験の対策にはどれくらいの勉強時間を確保すればいいの?」
「FP3級は難易度が低いって聞いたけど本当?」
「忙しくてなかなか勉強時間が確保できない。効率の良い勉強法が知りたい」

このような悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
忙しい中でできる限り効率の良い勉強法を実践して、合格を掴みたいですよね。
FP3級の試験は、しっかりと勉強時間を確保すれば、受験前のFPに関する知識がなくとも独学で合格が狙えます。
本記事では、FP3級の合格に必要な勉強時間やおすすめの勉強法について、FP3級合格者の実際の声も合わせて徹底解説していきます!

FP3級は独学で合格できる!何時間勉強すれば良い?

事前のFP知識が「全くなし」でも、1日平均30分~1時間の勉強で受かる人が多い!
FP3級の合格者に対して行った弊社独自アンケートによると、
FP3級試験対策での「1週間あたりの勉強時間」について、「7時間(1日平均1時間程度)」と「3.5時間(1日平均30分程度)」が最多に。

なかでも、FP3級試験受験前のFP知識別に集計すると、
受験前のFP知識が「かなりあり」「多少あり」と答えた人の1週間の勉強時間は3.5時間が最多、「全くなし」と答えた人の1週間の勉強時間は7時間が最多でした。
弊社実施アンケートより
学習期間は2~3ヶ月、総勉強時間を求めると約90時間程度!
FP3級試験対策を開始した時期について、全体では「3か月前」と答えた人が最多に。

FP3級試験受験前のFP知識別に集計すると、
受験前のFP知識が「かなりあり」「多少あり」と答えた人では「2か月前」または「1か月前」が最多ですが、「全くなし」と答えた人では「3か月前」が約4割とトップに。
弊社実施アンケートより

つまり、受験前のFP知識が全くない人でも、【1週間に7時間(1日平均1時間)の勉強を約3か月=約90時間】対策に取り組めば受かる可能性が高い!

結論からいうと、FP3級はほぼ確実に独学で合格を狙える資格です。

仕事・学校・家事などで勉強時間の確保が難しい人も多いですが、必要な勉強時間を知ることで、事前に計画を立てやすくなり、より合格に近づきます。
では、FP3級合格に必要な勉強時間について、詳しくみていきましょう。

初学者は約100時間を目安に勉強する

お金についての知識・FP業務についての知識が全くない人や、初めてFPの資格勉強に取り組む初学者の方は、FP3級の勉強時間として約100時間を見積もっておきましょう。

弊社独自で行ったFP3級試験合格者に対するアンケートによると、受験前のFP知識が「全くない」人の勉強時間は、約90時間程度。
余裕を持って、約100時間は確保しておきたいですね。

同アンケート結果によると、1週間に7時間、1日平均1時間の勉強を約3か月続けて、FP3級試験に合格した人が多いようです。

「1週間に7時間も勉強時間を確保できるか分からない」「3か月も勉強のモチベーションが続くか分からない」という人は、1日の勉強時間や学習期間を自身のライフスタイルに合わせて調整し、トータルで約90~100時間確保できるように計画しましょう。

経験者は30時間~50時間を目安に勉強する

金融・保険業界での経験がある方、税金・年金・保険・不動産等の知識に自信がある方は、FP3級の勉強時間として約30~50時間を見積もっておきましょう。

弊社独自のアンケート結果によると、受験前のFP知識が「かなりあり」「多少あり」と答えた人の勉強時間は、約30~40時間程度。
1日平均30分~1時間程度の勉強を1か月~2か月続けて、FP3級試験に合格した人が多いようです。

FP3級試験は三肢または多肢択一式のマークシート方式で、過去問で対策すれば試験傾向も把握できるため、FP知識に自信がある方は30時間程度で合格できることもあるでしょう。

FP3級試験は難易度が低く、合格率が高い!

FP3級は他の国家資格と比較して、試験対策に要する勉強時間が少ない=難易度が低い!
【他の人気国家資格と比較した勉強時間】

初学者でも、しっかりと勉強すれば約100時間・約2~3ヶ月程度で合格が目指せるFP3級は、数多くの国家資格の中でも難易度が低いといえます。

一般的に、他の国家試験対策に必要とされている時間は、以下の通りです。
必要な勉強時間から考えると、FP3級の難易度は簿記3級とほぼ同等だといえます。

  • FP3級:約100時間
  • 簿記3 級:80~100時間
  • 宅地建物取引士:300~500時間
  • 賃貸不動産経営管理士:150~250時間
  • 行政書士:600~800時間

では、FP3級の難易度が低い理由について、詳しく解説していきます!

FP業務に関する入門的・基礎的なレベルの知識・技能が問われる

FP3級試験では、家計・税金・年金・不動産・相続などのFP関連の最も基礎的なレベルの知識や技能が問われます。

FP業務に関連する他の資格(FP2級・FP1級・AFP・CFPR®︎)のなかで最も下位に位置する資格であり、試験問題の難易度も比較的低い基礎的なレベルに設定されているのです。

三肢択一のマークシート方式である

FP 3級試験の解答方式は、基本的に三肢択一のマークシート方式となっています。
そのため、問題に対する解答を1から構築せずとも、選択肢からある程度予測ができたり、解答の手間が減少したりして難易度が下がるということです。

出題傾向が掴みやすい

FP3級の試験での出題傾向は、基本的に毎年似通っているため、過去問演習の反復により試験の特徴や出題傾向を掴みやすくなっています。
よって、過去問演習で試験に慣れるとともに、確度の高い対策ができ、受験者にとって試験の難易度が低くなるのです。
FP3級試験の難易度の低さは、合格率にも表れています。
気になる他の国家資格との違いもあわせてみていきましょう。

合格率を他の国家資格と比較!

FP3級の合格率は平均60%!他の国家資格と比較して圧倒的に高い=難易度が低い!
【他の人気国家試験と比較した合格率】

FP3級の合格率は、平均約60%。
他の国家資格と比べても、高い水準となっています。

下記の表にて、金融・不動産系の人気国家資格と合格率を比較してみました。
FP3級試験の合格率が最も高く、FP3級は国家資格のなかでも難易度が低いことを裏付けていますね。

難易度が低い=独学で受かる可能性が高いということ!
独学では、過去問演習の反復で出題傾向を掴むことが非常に重要です。

引き続き、過去問を中心としたFP3級の勉強方法について確認していきましょう!

※参考元:
日本FP協会
一般社団法人 金融財政事情研究会
簿記3級 商工会議所の検定試験
一般財団法人 不動産適正取引推進機構
賃貸不動産経営管理士(賃貸不動産における専門家の資格)
行政書士試験研究センター

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FP3級合格に向けた勉強スケジュールの立て方

FP3級に合格するためのスケジュールの立て方は以下の通りです。

  1. 受験時期を決める
  2. 1日に確保できる時間を考える
  3. 総勉強時間から逆算して余裕を持った学習期間を定める

以下で、順を追って解説していきます。

1. 受験時期を決める

まずは、FP3級試験の受験時期を決めましょう。
FP3級試験は、毎年1月・5月・9月に実施されています。
各試験の申込期間は、試験日の約2ヶ月半前から3週間です。
例えば、1月に実施されるFP3級試験の申込期間は、11月上旬~11月下旬となっています。
つまり遅くとも3ヶ月前くらいには受験を決め、所定の期間に申込を行わなければなりません。
受験時期・申込時期の目処がついたら、次に勉強のスケジュールを立てていきましょう。

2. 1日に確保できる勉強時間を考える

自分自身のライフスタイルに合わせて、1日に確保できる勉強時間を考えましょう。
ライフスタイルによって確保できる勉強時間が変わりますが、弊社独自アンケートの結果によると、1日平均約30分?1時間程度の人が多いようです。

社会人・学生・主婦それぞれの1日平均勉強時間は?
FP3級の合格者に対して行った弊社独自アンケートにおいて、
FP3級試験対策での「1週間あたりの勉強時間」社会人・学生・主婦それぞれで集計してみました。

社会人と主婦では、1日平均1時間程度が最多、
学生では、1日平均30分程度と1時間程度が同数で最多となっています。
基本的には職業別であまり変化はなく、多くの人が1日平均約30分~1時間程度確保できているようです。
弊社実施アンケートより

なかには、仕事や学校がある平日はほとんど勉強時間が確保できないという方も多いはず。その場合は、1週間あたりの勉強時間に焦点を当て、休日に2~3時間程度勉強するなどの対処法をとりましょう。

上記アンケート結果を参考に、自分の1日のスケジュールをもう一度見直し、1日の勉強時間を算出してみましょう。

3. 総勉強時間から逆算して余裕を持った学習期間を定める

必要な総勉強時間は、受験前のFP知識が全くない人で約100時間、FP知識に自信がある人で、約30~50時間です。
自分の実務経験や予備知識などを考慮し、総勉強時間と1日あたりに確保できる時間を算出して最適な学習期間を定めます。

ライフスタイルに合わせて勉強スケジュールを立てよう!
(勉強スケジュール計画例)
FP知識が全くない会社員のAさんは、5月に実施されるFP試験を受験予定です。

Aさんは、平日には1日平均30分、土日には1日平均2時間と、1週間で平均6.5時間の勉強時間が確保できます。
必要な勉強時間が100時間とすると、

総勉強時間100時間÷1週間あたりの勉強時間6.5時間=約16週間=約3ヶ月半

AさんがFP3級試験に合格するためには、5月から3ヶ月半を引いた1月中旬から勉強を開始するのが最適です。

受験時期から最適な学習期間を引いた時期から勉強を開始すれば、順調に勉強を進めていけるでしょう。

しかし、中には、

え!!もう勉強開始時期が過ぎてしまっている!!

なんて人もいるのではないでしょうか。

そこで、時間がない人にも、時間がある人にもとにかくおすすめしたいのが、過去問の演習です!
以下では、「過去問の重要性」について解説していきます。

合格者の8割がFP3級試験対策で「過去問」を行なっている!勉強法のポイントを解説

FP3級試験対策におすすめの勉強法、合格者の8割が「過去問」について言及!
FP3級の合格者に対して行った弊社独自アンケートにおいて、
Q.「”FP3級”試験について、あなたの経験の中から、これから受験する人が最短もしくは確実に合格するためにおすすめの勉強方法はどのようなものですか?」
という質問に対し、8割以上の方が過去問について言及しました。
弊社実施アンケートより

アンケートより得た実際の声から、FP3級試験合格者おすすめの勉強法を紹介します。

<FP3級合格者おすすめの勉強法>

過去問と同じ問題は結構でるのでとにかく過去問をやり、空き時間にテキストについているダウンロードした過去問をスマホでやるのをおすすめします。(30代女性・主婦)

まずは時間をかけてテキストを読み込み、意味が分からない部分をゼロにして完全に理解する。
それが一通り終わったら過去問を毎日ひたすら解く。
そのときに間違えた部分や自信のない問題をチェックしてテキストで確認する。苦手な部分をまとめノートにメモしておく。(20代女性・パート/アルバイト)

早めに過去問を解いておいた方がいいと思う。終盤にやると分からないものが多くて焦ってしまう。(20代男性・会社員)

FP3級試験は、過去問から出題傾向がある程度つかめ、試験になれることができるため、過去問演習がおすすめだという声が多数寄せられました。
では、具体的に試験対策をどのように進めていけばよいのでしょうか。


FP3級勉強法のポイントを3つ解説していきます!

FP3級の勉強法3つのポイント

1. 初学者は、テキスト→過去問→テキストの反復
2. 最新版の教材を選ぶ
3. アプリやWebサイトを活用

1. 初学者は、テキスト→過去問→テキストの反復

FP3級試験を初めて受験する人、お金に関する知識に自信がない人は、「テキスト→過去問→テキスト」の流れで勉強を進めていきましょう。

  1. まずはテキスト全体を通して読む(1~2周)
    初学者は、FP3級試験範囲の基礎知識や用語をインプットする必要があります。
    自分に合ったテキストを活用しましょう。
    ただし、試験範囲は決して狭くはないため、1度や2度で全てを理解・記憶しようとする必要はありません。
    疑問を感じるたびに立ち止まってしまうと、インプットに膨大な時間がかかってしまいます。
    不明点は、マーキングしたりふせんを貼ったりして見返せるようにしておき、後ほど書籍やWebで調べる、または過去問演習をしながら深く理解していくのがおすすめです。
    ある程度試験範囲の全体像や基礎知識が身に付いたら、過去問演習に進みましょう。
  2. 過去問演習を行い、不明点は1. のテキストに戻って確認する。
    過去問は、新しいものから順に解いていくのがおすすめです。
    試験の傾向は年を経るごとに変化していくため、新しい過去問ほど今後の試験の出題傾向に対応していると考えられます。
    特に、仕事・学校・家事などで忙しい方は、「古い過去問から解いて最新の過去問まで辿りつかなかった…」なんてことを防ぐためにも、新しい過去問から解いていきましょう。過去問演習を進めるなかで、「解説を読んでもわからない」問題に出会ったら、再びテキストの出番です。
    該当箇所を理解できるまで読み返しましょう。
    ここで不明点を解決できるため、1. の段階で過度に掘り下げて試験範囲を理解しようとしなくて良いということです。

この流れを繰り返すことで、知識や用語の意味が定着し、どんどん試験に慣れていきます。

2. 最新版の教材を選ぼう

インプット用のテキストや、過去問教材を選ぶ際は、必ず「最新版」のものを選びましょう。

FP3級試験の試験範囲には、法律に関するものも多く含まれます。
法律は、世の中の状況や流れに応じて繰り返し改正されていくものです。

よって、FP3級試験の試験内容も、法律の改正に伴い変化します。
適切な試験対策のためには、最新の法改正を反映した、最新版の教材を使用する必要があるのです。
特に、法改正の内容は高確率で出題される傾向にあります。
出題傾向を押さえた勉強を行うためにも、最新版の教材が必須となるでしょう。

3. アプリやWebサイトの活用もアリ

<アプリやWebサイトを活用して勉強した人の声>

本屋に行って自分にとって合うと思うテキストを1冊買います。その後テキストを読みながらWebやスマホアプリの無料過去問を解いていきます。間違った問題はどこが間違っているのかを突き詰めて勉強していきます。(40代男性・会社員)

テキストを1周読んだら、アプリで1問1答をひたすら繰り返した。(20代女性・会社員)

スマホアプリで徹底的に隙間時間を有効活用し、何度も間違えた問題の復習を徹底します。私個人は通勤時間や昼食中、何なら入浴中でも学習できたのでスマホでの学習は非常に重宝していました。(20代男性・会社員)

FP3級試験を受験予定の方の中には、毎日仕事や学校で忙しく、デスクでゆっくり勉強する時間を取れない方もいるでしょう。

そこで、アプリやWebサイトを活用すれば、スマホ1台で通勤時間や休憩時間などのスキマ時間に勉強できます!
今や、電子書籍やテキストのPDF版、過去問演習サイトやアプリなどが豊富に提供されているので、ぜひ積極的に活用しましょう!

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FP3級試験の概要をおさらい!

最後に、FP3級試験の概要をおさらいしておきましょう。

FP3級試験の概要については、以下の記事で詳しく解説しています。

FP3級合格のカギは「計画的な勉強」と「過去問演習」

FP3級の勉強時間は、初学者で約100時間、経験者で30~50時間が目安です。
FP3級は、他の国家資格と比較しても合格率が高く、難易度が低い資格のため、独学で十分合格を目指せます。
独学での合格に不可欠なのが、過去問の演習です。
過去問を反復して解き、出題内容について知ることで試験に合わせた対策やインプットができ、合格への近道となります。
今では、紙の書籍だけでなく、電子書籍やPDF、アプリやWebサイトなどさまざまな媒体による過去問演習が可能です。
Webサイトやアプリを活用すれば、忙しい方でも隙間時間を活用した勉強ができます。

ぜひ、自分に合った方法で、ライフスタイルに応じて勉強計画を立て、FP3級合格を目指していきましょう!

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