FP3級は意味ない?メリット・デメリットを合格者300人に本音調査

FP3級は意味ない?メリット・デメリットを合格者300人に本音調査

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「FP3級」と検索するとサジェストや関連キーワードに「FP3級 意味ない」「FP3級 不要」などのワードが表示されます。

FP3級取得を検討されている方は不安になりますよね。

そこで、@Candyzでは大規模アンケートを実施しました。

  • 本当にFP3級はメリットがないの?
  • そもそも合格した人たちはなぜ、不要だと思ったの?
  • 逆にどうすれば、どんな人が取ると役に立つの?

賛否様々あるとは思いますが、アンケート結果の一部を加工せず、生の声をそのままご紹介しますので、具体的な活用方法がイメージできない方は是非参考にしてみてください。

1. FP3級をなぜ受験しましたか?

まずは合格者がどのような人で、なぜ受験したのかという点を紹介します。

FP3級を受験したきっかけについて

「@Candyz」FP3級合格者への独自調査 (c)Gakken

まず注目すべきはFP3級を受けた理由。全体の4割が「仕事には直接関係ないが、興味があるから」と答えています。ITパスポートの同様のアンケートと比較しても、FPは知識の習得を目的とする人が多いことがわかります。

FP3級学習開始時の知識量

「@Candyz」FP3級合格者への独自調査 (c)Gakken

当然、知識の習得を求めているからこそ、全体の9割の人が知識に自信が無い状態から勉強し合格しています。

試験の何日前から学習したか

「@Candyz」FP3級合格者への独自調査 (c)Gakken

試験の学習時間についてはITパスポートは「1か月前」に開始する人が多いところ、FP3級は「3か月前」から学習する人が多く、必要勉強時間はITパスポートよりも多くなると思って良さそうです。ただ上記は「1日何時間勉強したか」でも大きく事実が異なるため、3か月勉強すれば…というものではないのでご注意ください。

ただ、なぜでしょうか。
当たり前ですが、この時点では「知識を得るため」「仕事に活かすため」に受験をしているので、当然「意味ない」「不要」とは思ってはいません。

このワードを紐解く答えは合格後にあります。では、このように検索する人が多い理由を詳しくみていきましょう。

2. FP3級が意味ない・不要だと感じることは?

単純明快に聞いてみました! アンケートでは「FP3級を取得して意味がない」と感じたエピソードを聞きましたので、生の声を紹介します。

資格全般についての意見

FP2級に比べると難易度は低いので、”専門性”をアピールするには物足りないです。金融の知識があるというレベルかなと思います。役に立つ知識ではありますが、強みになる資格ではないというのが正直なところです。

内容は生きていく上で、必要な知識だと思いますが、取ったからと言って役に立つ資格ではないと思います。興味ある人は、2級以上に進めば良いし、簿記など関連する他の学習に移行しても良いと思います。

FPの資格を持っていても、活かし方が分からないところ。金融機関、保険会社などに勤めていればスキルが増えるので業務の幅が広がる。保険商品の販売などFP資格だけではできない業務がある

  • 良くなかったことはFP自体が世間一般的に知名度がないのでその点が残念かなと思いました。
  • 2級を取らないと自分の知識力以外に役に立つことが少ない。2級の取得を目指しているが3級と比べると難しさが上がる。
  • 仕事と全く関係ない分野だったので、資格を取得したが特に使い道がなく自己満足に終わった。
  • 試験に合格するのはとても簡単だが、内容はとても深い。しかし私は合格に必要最低限の勉強しかしなかったため、あまり詳しくならなかった
  • 試験対策のみ行うと知識は浅く、実生活に活用しにくい。また、銀行等では直接業務に関わってくるので「わりと簡単に取れる資格」と思われがち。
  • 3級なので仕事に役立つというよりは、日常生活を送る上で知っといて損はないかなというくらい。落ちたとしても、勉強にはなる試験かな程度なので、1回目で落ちてたら再受験はなかったかもと思う。
  • 強いて挙げれば、試験自体は過去問の焼き回しみたいなものなので、試験と実務は別問題。しっかり自分のモノにするには理解が必要なところです。

就職や転職活動についての意見

3級は基礎的な内容の為、資格取得の趣味や、最低限知識を身に着ける為の級だと思います。取得しているから就職に有利になるかと言われればそうではないレベルだと思います。

FP3級ぐらいの知識は、位置づけとしては社会人として当然持っている知識ぐらいなので、あまり就職には役にたたないこと。また、法律等は日々変わるので、時間がたつほどFP知識は使えなくなる情報が多くなること(例えば、今は出産一時金42万だが、将来的には50万になるとか)

仕事や就職で役に立つというよりは、自身が生活する上で知っておいた方がいい知識という側面が強いと感じる。

  • 役に立たないとは思ったことはないですが、就活で履歴書の資格に書くには3級では弱いかなと思います。アピールするなら2級までは取った方がいいと思います。
  • 基礎知識程度なものなので、就職には有利になるとは思えません。広く浅くがベースなので、時代変化と共に継続した知識修正が必要になります。
  • たしかに勉強になることは多いですが、難易度がそこまで高くないので就活で役にあまりたたないです。できたら2級とったほうが有利。
  • 転職では有利になりづらい。資格を活用できる仕事が限られている。

  • この資格が就職に有利だとか収入につながるといったものではないので、目的を履き違えると損をした気分にはなる

  • 専業主婦を続けていくので就職活動などに役立つこともなく、3級程度では外部に発信はできないと思います。

仕事実務についての意見

FP3級は「広く浅く」という感じ。資産運用目的で学習したが実際FP3級の中に資産運用のジャンルは10%ほどしかないので残りの90%ほどは今のところ意味はなかったのかなと感じている。試験合格後は日常で使うことがほとんどないので、学んだことを忘れてしまっている。

ざっくりとファイナンシャルプランナーとして最低限知っておくべき知識は学べるものの、まだまだ実務で活かせるレベルではないのでさらなる研鑽が必要だと思い知らされました。窓口業務などでは「かじった程度」という謙虚な姿勢が重要だと感じました。

周囲の人よりは平均的に優位ではあるが、裏をかえせば専門家には劣るということであり、また金融関係は情報の更新が多いため、資格取得で終わらずに自分の知識も日々アップデートする必要がある。

  • 3級だけでは金銭を稼げるような仕事にはあまり役立たない。
  • FP3級をとってよかったとは思いますが、独占業務があるわけではないので資格をとっても仕事獲得につながるかは微妙です。
  • 正直、FPとして他人にアドバイスしたりできるレベルの知識は3級では乏しいです。少なくとも2級以上は必要だと思います。浅く広くの範囲なので税金対策や相続対策などの詳しい説明は難しいと思います。
  • 特にありませんが、私の場合、途中から理解より試験に合格するスタンスで勉強してしまったため、合格したとたんに忘れてしまった知識があるので、実践はすぐにはできないと感じました。
  • ローンや保険など初歩的な知識なので持ってても相談された時に3級の知識程度では詳しく答えられない

  • 金融関係(私は保険業務)の仕事を行ううえでは、FP2級取得が必須となっている会社が多いと思います。

  • 宅建、証券アナリスト、行政書士等の基本の基本部分だけの知識しか身に付かないので、公的には役に立たない

  • 浅く広くの知識なので、特段専門性があるとは感じない。仕事の場では基礎としては活きると思うが、プロとしてはまだまだな気がする。FP3級に限った話ではないが、金融に関しては政策がコロコロ変わるので、1~2年前の知識が通用しなくなることもある。

  • 実践形式ではないためより具体的なプランを立てるためには更なる勉強と実績が有利だと思いました。

やはりFP3級は入門資格だからこその弱点はあるようです。似たものでは英検なども同じではないでしょうか。英検を持っていれば英語を使いこなせるわけではなく、あくまで「一定の知識量を得て確認できること」の証明になります。むしろ「合格後の実践のため」に勉強するほうが資格が有意義なものになるようです。

では、次にどのようにFP3級を活かすことができるのかを詳しくみていきましょう。

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3. FP3級が役に立った・メリットだと感じることは?

上記と同じ要領で、「FP3級を取得して役に立った」と感じたメリットを聞きましたので、生の声を紹介します。

資格全般についての意見

資産形成が加速し、豊かな人生に向かって進めるようになりました。もともとお金の知識には興味がありました。結婚して家族も出来、当たり前のように保険に入ろうといておりました。しかし保険屋での話を聞いている時に、「本当に入る意味があるのか?」と疑問に感じ、気になって色々と調べたりすると、「私の考え方」・「私の経済状況」では、入らなくても問題ないかなと判断しました。しかし、信憑性の不確かな話だけを鵜呑みにするのも私の性に合わず、この先長い人生のことなので、調べているうちにFPという資格にたどり着き、受験しました。今となっては、保険屋さんに不安を煽られても、何が不安なのか?公的制度で解消できないのか?を理解できているので、自信を持って加入しないです。FPは、保険分野だけでないですが、保険を例にして話を続けると、保険における月々の支出が他の人と比較すると圧倒的に少ないので、資産形成は加速しており、豊かな人生に向かって進めていると感じています。

現在の仕事で使用することはありませんが、自分の将来のことや家族のことを考えて取得しました。コロナで将来への不安が大きくなったことで、少しでもお金の知識を増やしたかったです。老後2000万問題や株投資などの知識も増やし、少しでも自分で老後の資金をつくりたかったので勉強しました。勉強するのなら資格も一緒に取っておけば、何かあった時に役立つと思いました。

資格としては、役に立つものではないと思うが、出題範囲・学習範囲が、生活する上で必要な知識だと思うので、誰が学習しても有意義な知識だと思います。

  • 独立するにあたって、必要な知識が得られることです。また、税金や相続など生活に必要な知識も身につくことです。
  • 正直、3級だと転職や昇格に直接的に有利だとは感じないが、お金についての基本的なことを学べるので、勉強しておいて損のない資格だと感じました。

  • マンション購入時にもFPの方に資産相談を受けたが、自分でも知識をつけておいて定期的にチェックできた方が良いと考えたので資格勉強しました。

  • FP3級は仕事とは結びつかない。しかし、生きていく上で必要なお金の知識を得ることができた。これまで、源泉徴収や確定申告、年金と保険、不動産などの知識が皆無だったが、FP3級の勉強をすることでそれらをざっくりとではあるが理解することができた。

  • よくCMで聞く「国民健康保険」「iDeCo」「積み立てnisa」って結局何?と思っていたので身近な知識を得られたこと。いずれ自分に関わることばかりだと感じれたから。

  • 家を購入する際に、資格を取得しておいて良かったと思いました。住宅ローンのことなども無知でしたので、不動産屋さんに言われるがままで心配だったのが自分なりに理解することができました。

  • 学習を通して身近なお金の知識を得ることが出来たこと。税金や社会保障など今まで当たり前のように給料から天引きされているお金について知ることが出来た。「知って得する」ではなく「知らないと損する」ことが多いことが知れたため、政治への関心も深まった。

  • FP3級を取得したことで、「お金」に関するいろいろな知識を身に着けることができました。ライフプランニングで得た知識は、その後社労士資格取得時にアドバンテージになりましたし、タックスプランニングで得た知識は確定申告を自分で行うことができるようになり、税金の還付を受けることができるなどのメリットもありました。不動産売買を行うこともありましたが、その時にも不動産税制面で予備知識を得ることができました。また、会社からは資格取得後に図書カードが支給されたのもよかったです。

  • 保険や投資など金融商品について、誰かにすすめられるままではなく自分の軸を持って考えられるようになった。ニュースの金融用語が理解できるようになった。友人の金融相談にのれるようになった。

  • 資産運用の為に受験した。FP3級では保険や資産運用の基礎的なことが学べるので、他の金融に関する学習するときに「初めて聞く言葉」は少なくなる。その為、学習は捗る。
    特に仕事に役立ったことはないが、今後老後が不安なこの国で生きていくには必要な知識が詰まっていると思った。

  • 以前から家計のシミュレーションなどを自分で計算していたが、保険会社の営業さんにライフプランニングしてもらうなど相談しているうちに、自分の家計は自分で守りたい、資産をきちんと知識を持って把握したいと思って勉強し始めました。仕事には直結しませんが、今の給与収入だけでなく資産を増やしていくことや老後の不安など、全く知識のなかった頃より悲観的でなくいられるようになりました。

  • 資産運用や社会保険などの情報についての知識がなく、将来に対する漠然とした不安を抱えたまま生活していました。しかし、資格を取得するまでの過程で、今後の人生設計や保険の見直し、資産運用に不安なく挑戦する事ができた。

  • これまで知らなかった行政サービスや法制度などを利用できること。ニュースなども見るようになり、経済面で自分の生活に役立つ情報を得るきっかけになった。

  • 特に「金融資産運用」や「タックスプランニングの一部」では、簿記の資格を取得するときに事前に同じような事を勉強していたおかげで、専門的な事柄でもスラスラ理解でき、学習時間を短縮できた事です。

  • 結婚する前までには、お金のことを勉強を少しでもしたいと思っていたので、FP3級を取得していて良かったと感じています。家計のやりくりや保険、ローンの組み方など生活に役立つ知識を持つことができました。

  • もともと何か就職活動の強みにしたいなどといった理由でとっていたわけではないので、自分の知らない世の中の金銭の流れや税金、年金等の仕組みを理解できたことが一番良かったと思います。資金運用や保険など、何の知識もない状態だったのでこれからの人生に多少生かせそうです。

  • 投資信託や積立NISAを始めるきっかけとなった。住宅を購入する際に、建築条件、住宅ローン、火災保険などの基礎知識があったので、不動産会社の説明がスムーズに理解できた。

  • 公的年金や遺族年金の制度について理解が深まり、不必要な保険や保険金額の見直しができて、毎月の負担や将来に対する不安が軽減した。株式や債券、投資信託について無知であったが制度について学び、つみたてNISAを納得して始めることができて将来の備えにすることができていると思う。

  • 勉強前までは難しいことだと思っていた社会保険制度・年金制度や税制度について、必要最低限のレベルではあるが、知識を得ることができた。公的保険の内容を知っていることで、公的保険でカバーできない範囲で、かつ自分に必要な民間の生命保険の商品を選ぶことができた。

  • FP3級くらいの内容ならば、日々生活する中でも使用する保険や税金の知識が身につくため、周囲の人よりは平均的に優位に立つことができていると思う。また株式投資を始めていたので、投資や税金(節税)について学び生かすことができるようになった。

  • フリーランスなので、受験前は確定申告を役所の人に相談しながら行ったが、勉強してみて次の確定申告は大丈夫だと思えた。また、自分自身のライフプランニングや親の老後・遺産問題などを改めて考える機会にもなった。

就職や転職活動についての意見

銀行で働いている時にFP3級を取得。昇給に必須の資格で半ば強制されて取りましたが、結婚を機に退職。その後保険関係の会社に転職した際に、資格をアピールして内定をいただきました。

税金や保険についての理解を深めるために学習・取得しました。実際に自分で確定申告など税金関係の手続きが必要な時や、相続関係の話が必要となった時に、ある程度知識があったためスムーズでした。また、知人らとの話のなかで節税や保険の話題になった時に自信を持って話せます。仕事に直結させてはいませんが、履歴書に書ける為、面接の際にきちんと自己啓発ができる人間として反応頂けたことはありました。

金融業で勤務しておりましたが、資格取得は積極的に取得するようにと言われ、FP3級、2級はとりなさいと言われました。3級は基礎的部分もあるので、お金に関する知識全般に詳しくなります。人生設計など、自分の家計を客観的に把握するにも役立つことや、法律の部分からも学べる部分は多いと思います。また、転職しても、履歴書に記入できる資格なので、おすすめです。

  • 金融系の仕事に就きたい人は、アピールできるので大変良いと思う。
  • 転職先での必須資格取得の際に、FP3級の知識も必要だったため、スムーズに勉強することができた。
  • 金融関係の仕事に内定をいただいていたので、就職後に役立つと思ったため。
  • 転職を考えたときに、退職するにあたってもらえる失業手当がどういう仕組みになっていたかわかるようになったり、税負担を軽減させるにはどうしたらいいかわかるようになったりしたこと。
  • 就職活動時に、面接でFPを持っていることを褒められたことがあった。金融業界を目指すなら取っておいて悪いことはないと思う。

  • 会社では直接仕事とは関わらないが、将来的に税理士を目指しているため所得税や相続税・贈与税等の基礎知識が得られたので良かった。あとは個人的に、年金の仕組みが知れたりして自分の人生に役に立ちそうだと思った。

仕事実務についての意見

資格取得当時はなかったが、1年後に資格を取得すると、インセンティブが貰えるようになり、得をした。また、資産運用や保険などを取り扱う仕事のため、資格取得により知識が増え、お客様と会話をする際に役立てられた。

保険業界にて勤務中に取得。税金の知識や給付金の制度など、保険提案の際に役立つ知識が多く、お客様に論理的に説明できる知識がついた

当時金融機関で働いていて、プライベートで保険や周辺知識を聞かれることが多かったです。知識がなくむしろよくわからない領域だとも思っていたので、資格を取ったことでうっすらとついたファイナンシャルプランナーの知識が実務のイメージとリンクして苦手意識がなくなり知識として蓄積していくように感じたのが大きかったです。

  • 当時の仕事は療育だったので直接的には役にたたなかったのですが、その後会社をやめたときに雇用保険などが関係してきたので役に立ちました。
  • 全くわからなかった相続など仕事の役に立った。会社で取得すると奨励金がもらえるということで取得し、奨励金が支払わられた。その後のFP2級の試験に役立った
  • 会社で奨励金が出るうちに取得し、尚且つ取得することで会社での自身の評価に繋がるので取得してよかったと思う。
  • 勤務先である銀行で昇進したタイミングだったので、とにかく知識が必要だった。投資、保険などの取り扱っている商品はもちろん、相続や税金、贈与について顧客から質問された時に「あの話だな」と分かるようになり、調べやすくなった。

  • 会社の給与がアップした。営業をする上で自信を持って活動できた。

  • 一般職から主査にあがるために必要な資格でした。主査手当があがるので、習得してよかったです。業務に関係のある分野も多く、また年金分野に関しては今後の自分の人生でも大きく関わってくる分野なので知識としてあって良いものだと思います。

  • 自分自身としてはご利用者様に対しての保険に関しての相談をされたときに今後の補償に関して役に立ったことです。

資格がないと働けない類の資格ではないため効果を実感しにくい側面はありますが、身についた知識が役に立った人は多いようです。他の資格と比較すると就職や転職に結びついた事例はやや少なく、どちらかというと「最低限持っておく知識」「次のステップへの土台作り」と捉える人が多いようです。

では最後に「どのような人がFP3級を受けると役に立ちやすいか」を詳しくみていきましょう。

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4. FP3級はどんな人が受けるとメリットがある?

若い人で、これから税務や金融系の仕事で働きたいと思っている人。就職に有利という意味ではなく、これから自分がどんな仕事をしていきたいかが少し見えてくると思うから。

自らの資産の有効活用をしたい人、税金に関する知識を活用したい(節税など)人、相続や贈与に関する知識を得たい人、不動産売買時の贈与特例など税制に詳しくなりたい人などについては、それぞれに必要な基礎知識を得て、活かすことができるのでFP3級取得が有意義だと思います。FPを職業にしたい人(人にアドバイスして対価を得る)は、最低限2級の取得が必要と思います。

FP3級の知識は基礎的な部分なので、全ての人にとって有意義だとかんがえています。検索すると「いらない」とかでてきますが、FPの知識は試験の中では一番身近で使い道の多い知識だと思いますし、個人的な観点から申し上げますとFPを学んで、こんな感じの制度が日本にあるんだ、という感覚を身につけ、「じゃあこういう場合はどうだろう?」という思考の飛躍になるとっかかりとなる観点が身につくというだけでも、今後の人生に多大だ影響を及ぼしかねないと思っているからです。

  • ライフスタイルの変化(結婚、子供ができる)の中で考えていく資産運用や保険等の情報が理解しやすく役立つため、全員必須のスキルだと思います。
  • とりあえず銀行員はとっておいたほうがよいと思います。(自分が元銀行員)銀行員は社会的信用の高い職種なのでなんでも知ってると思われがちなので3級レベルの知識はあったほうが良いのかなと思いました。大学生などは就活のときに履歴書に書けるので取ってもいいかなと思います。
  • お金に関わる職業の人、保険業界や金融業界、住宅業界などにいる、もしくは目指す人には有意義だと思う。
  • 金融関係や保険関係、特に医療保険や生命保険を販売したりする際にはとっておくといいです。
  • 基本的な金融の勉強ができるので、社会人は誰しも知ってて良い知識だと思う。専門性も低いが、その分多くの人にとって受けやすい資格だと思う。
  • 日本人全員。義務教育で教えてほしいと思う
  • お金の知識が薄い人。手取りのお金が少ないことを不満に思っていても、どうすれば手元のお金を少しでも増やすことが考えているひとがごくわずか。今後、貯蓄から投資にシフトしていくなかで、最低限のお金の知識をみにつけるための学習だと有意義だと思う。
  • お金回りで制度として存在していても全く分からない、苦手意識があると感じている人。少しでも知っている言葉ができるとそれまで自分に無関係だと感じていた物が身近なものになりより深く知るとっかかりになると思います。
  • 社会人、就職を控えた学生(大学生等)ら全般に進められると思います。税金や保険、不動産、相続等、義務教育でしっかり勉強するわけでもないものの、生きていれば手続きなどでいずれは直面することとなる内容が学習範囲になる為、資格取得できるまでの学習をしていれば、その際しっかり理解してスムーズに対応できるようになると思います。
  • 金融機関の個人向け商品担当者(投資型商品、保険商品、住宅ローンを扱う人)
  • 今後独立を考えているなど個人事業に興味がある方が得意だと感じる。結局は興味がないと勉強もはかどらず、知識の定着にも差が出てくるため。
  • 保険業界や金融業界で仕事を始めようと思っている人にはお勧めです。個人事業主など、確定申告される方は知識を持っていれば役立つと思います。
  • 給与明細や源泉徴収が読めない人。損をしたくない人。
  • 専業主婦など家計をあずかる人が受けると節税など考える際に有意義だと思う
  • 銀行や農協など、金融関係の仕事。もしくは、経営支援、家計相談などの仕事をしている人
  • お金に関する不安のある人。広く浅い知識が多いですが、生きていく上で必ず自分に関係のある内容ばかりなので年齢、性別、職種関係なく幅広い人に役立つ資格だと思います。

批判的なブログ記事には「意味ない」と書かれていることもありますが、合格者に聞くと具体的な回答ばかりでした。これらを見ても、受けるタイミングや環境、どのように活用するかをイメージしてから取得すれば、FP3級資格が価値あるものになるのではないでしょうか。

5. まとめ

いかがでしたでしょうか?

脚色せず、あえて生の声をのせましたので賛否両論あると思いますし、読みながら色々感じたものがあったのではないでしょうか。

最後に、あと1つだけアンケート結果をご紹介しますね。

「@Candyz」FP3級合格者への独自調査 (c)Gakken

「FP3級 不要」「FP3級 意味ない」への回答はこれが全てです!
ほとんどの人が資格を取ってよかったと言っています!

【結論】

FP3級はもちろん実務や転職などにも役立ちますが、資格として活用する以上に得た知識を活用することに長けた資格だと言えます。特に多かった意見は「合格後に実務に結び付けられなかった後悔」です。合格するための勉強をしてしまい実務に活かせない、金融は法律が目まぐるしく変わるため自身の知識もアップデートをしなくてはならない。だからこそ、これを読む皆さんには、どう活かすかを具体的にイメージしながら勉強・取得してください。そうすれば、必ず満足いくリターンが得られるもの = 決して不要ではない資格になっていくのではないでしょうか。

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